葦束漂流記

漂流者。Y世代のしがないサラリーマン。

日経平均が30年半ぶりの3万円を突破

15日の東京株式市場で日経平均株価は前週末比564円08銭(2%)高の3万0084円15銭となった。終値で3万円を超えるのは1990年8月2日以来、約30年6カ月ぶり。日経新聞2021年2月15日より)

 

年末ごろも、30年半ぶりを連発していたが、ついに3万円を突破した。

自分は生まれてはいたが、10歳にも満たないのでバブルの記憶はない。

 

たまたま、先日ちきりん氏の

日経平均が3万円台になったあの日 - Chikirinの日記

という記事を読んでいたので、そこに書いていたことに触れると、

 

日経平均が2万円を超えたときの証券会社では、どこはともなく拍手が起こったが、

3万円を超えた際にはなにも起こらなかった。2万から3万になるまでは、1年とかからず、だれもがどうせまた4万を超える日がもうすぐ来るのだと思っていたのだろう。

 

といったものだ、今回、こちらの記事を事前にインプットしていたので、今日は何か起こるかと思っていたのだが、東証の映像を見るかぎり時に大盛り上がりということはなさそう。

自分はバブルを知らない世代で、しかも、今回30年ぶりだったので、株価的には自分史上最高に景気がいいはずなのだが、そのような雰囲気は世間からは感じられない。

さて、このあとどのように株価は動いていくのだろうか。

 

 

さて、日経新聞(データで見る日経平均 30年半ぶり3万円台: 日本経済新聞)によると、

下が1988年の時価総額ランキング

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下は2021年の時価総額ランキングだ。

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金融機関はランキングから消え去り、それどころか、多くは原型を留めず破産または合併併合。電力株も原発事故などでランク外に。変わらずいるのは、NTTとトヨタだけ。

さて、30年後の2050年にはどうなっているのだろうか。一説には、2045年にはシンギュラリティ―が起こるなどともいわれている。

2021年の多数派製造業の動きなどがきになるところである。

 

さて、株価の話をしたので、為替の話も想起される。

先日の、東日本大震災ぶりともいえる久々の首都圏含む大揺れ。

戦後最大の円高が発生したのは、なぜか、東日本大震災から半年後だった。

 

21日の欧米外国為替市場で円相場が一時1ドル=75円78銭まで急騰し、8月19日に付けた史上最高値(75円95銭)を約2カ月ぶりに更新した。

 

出典:円高長期化の様相 最高値更新、一時75円78銭: 日本経済新聞

 

地震津波でカントリーリスクも高かろうなのに、震災後も何度か円高を更新しての75円台だった。経済素人の私にはどうしてこのタイミングでこうなのかはよくわからない。

 

ともかく、おしなべて傾向としては、失われた30年などいい、確かに失われた…とは思いつつ、かつての株価が戻らなかっただけで、中では高低があり、また、低の中でも頭角をあらわす会社もあれば、高の中でも廃れていく企業もある。

物事の変化を見るのは面白い。

 

では!