葦束漂流記

漂流者。Y世代のしがないサラリーマン。

多夫多妻制にされてはいかが?

少子高齢化が叫ばれており、高齢化といっても高齢者を殺すわけにもいかないので、まだコントロールする余地があろうと少子化対策に政府は躍起でありますが…

 

保育園の充実

不妊治療への補助

子ども手当などの給付

18歳まで医療費無料

高等学校の無償化

etc...

 

いろいろありますが、私の提案として多夫多妻制にしてはいかがか?

結論から言うと、経済的に余裕のある方は、一夫多妻制でよいのではないか(ジェンダー平等の観点から多夫多妻制として制度化すべし)?

そうすることで、少子化対策になるのではないか、という提案である。

 

ベネッセの調査によると、

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出典:たまひよ妊娠・出産白書2021 PART2「出産・育児・仕事をめぐる母親の意識」

 

やはり、経済的な負担が子を多く持つことへの阻害要因となっている。

 

一方で、少し話はそれるが、生涯未婚率は女性よりも男性の方がかなりの割合で高く、

時間差で一夫多妻制が実現されているとの指摘もある。

再婚男性×初婚女性のペアが再婚女性×初婚男性のペアよりも圧倒的に多い。

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出典:「生涯未婚率」男性が圧倒的に高いワケ : 深読み : 読売新聞オンライン

 

離婚が不健全であるとは思わないが、時間差で一夫多妻制状態となっているならば、時間差なく、一夫多妻制になった方が健全なのではないだろうか。

また、女性の地位者、社会進出、経済力とも関連するところだが、現状シングルマザーの貧困傾向が高いことなどを考えると、子育て上離婚はあまり健全ではないように思われる。

 

さらに、学歴や収入の再生産(低学歴の親の子どもが低学歴になる、貧困家庭の子どもが貧困家庭になる)という格差の再生産の文脈から考えれば、経済力の高い父親(母親でもよい)の子どもが世の中で占める割合が高い方が、世の中的には貧困率が下がる、ということも仮説として成り立つだろう。

となれば、余裕のある人が何人もの配偶者を囲うことは悪いことではないのではないか?

 

こんなことを言うと、経済力の弱い男性があぶれる、などという反論もあろうが、現在においても貧困者同士のカップルは割とよくあるし、特に男女とも若いうちはあまり考えずに容姿などを重視したり、デキ婚で何となく結婚したりと、必ずしも経済的に豊かなものだけが結婚し子どもを持っているわけではない。

 

また、一夫多妻制ではなく、多夫多妻制であるから、例えば経済的に豊かな女性が、ジゴロ的な性的な関係はもちろん、プラトニックであっても、入れ込んでいるアーティストや作家志望者などを囲ってパトロンになっても構わない。

 

それならば、本当のパトロンで、寄付やお金をあげればよいではないかという意見もあろうが、クラウドファンディングでさえ贈与税がかかるので、同一家計の方が資金援助の自由度は増すであろうし、「結婚」という意味での不義などに対する拘束力もそれなりにあろう。

 

また、何よりも最も少子化で困っておるであろう皇室に置かれましては、本当に皇統の継続を望むであるならば、早急に一夫多妻制とすべきであり、その推進としても国民全体が多夫多妻であるというのは強力な援護となりうる。

 

多夫多妻制、如何だろうか?

 

では!